延ばせない地下鉄の謎

都内の地下を通る地下鉄「丸の内」ですが、皇居を囲んで円形に延びています。そして、丸の内線の終点は「荻窪」です。また、大江戸線の終点は「光が丘」です。
なぜそれ以上の西側(吉祥寺や三鷹など)に地下鉄が延ばせないのでしょうか?それにはある秘密が隠されているというウワサがあるんです。
それが、環状8号線より西側には今でも数多くの不発弾が埋まっているからだと言われているのです。ちょっと掘ったら不発弾がゴロゴロ出てくる状況といいます。
吉祥寺の上に柳沢という地区がありますが、ここはかつて日本陸軍の飛行場があり、第2次世界大戦中に、執ような空爆を受けた場所です。さらに、その上には日本の軍事基地があり、同じように執ような空爆を受けた場所です。
そこに今、何があるかと言うと「〇〇団地」なのです。
しかも、この巨大団地は市の境界線が斜めに分かれています。普通の市の管轄は道路等で分かれているのが普通なのですが、なぜこの巨大団地だけが、団地内に境界線があるのでしょうか?
これは不発弾をめぐって、2つ市が押し合いをした結果と言われているそうです。
この団地で暮らしている人たちは未だに地下に不発弾が眠っていることを知らないそうです。