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ロレックスの人気モデルまとめ

ロレックスといえば高級腕時計ブランドの代名詞になっていますね。

そんなロレックスの人気モデルをまとめてみましたので、ぜひ参考にして下さい。

ロレックスとは

現在スイスに拠点をおくロレックスは、1908年ロンドンに設立されました。高級時計の有名ブランドの中でも抜群の知名度を誇り、人目を惹く王冠のトレードマークと機能的なデザインから、一度は所有してみたいと思う人が多いのではないでしょうか。

ロレックスが設立された当時は、懐中時計が主流の時代でした。そんな中、ロレックスは腕時計の実用性や機能性に目をつけ、他の名門時計ブランドに対抗し独自性を打ち出すべく、腕時計の開発に力を注ぎます。
その甲斐あって、ロレックスは腕時計として始めて、1910年にスイスのクロノメーター認定に合格するのです。

尚、ロレックスでは、ゼンマイ仕掛けの機械式腕時計をメインに扱っています。防水性能を持つ「オイスターケース」、自動巻き機構である「パーペチュアル機構」、午前零時になると瞬時に日付が切り替わる「デイトジャスト機構」の三つは、ロレックスが発明し特許取得にいたったものです。

これらの特許を背景に、ロレックスは機械式腕時計のメーカーとしてゆるぎない地位を築いていきました。
現在、日本の正規な仕入れは日本ロレックス社のみが行ない、正規代理店に卸しています。

しかし、人気の高さから品切れになることが多く、日本以外の正規代理店を通じた並行輸入品や、専門のショップでの中古品にも注目が集まっています。

ロレックスはまさに、人気・知名度共に実用的時計の最高峰ブランドといえるでしょう。

ロレックスの人気の秘密

高級腕時計ブランドとして、ゆるぎない地位を築いているロレックス。その人気の原因はどこにあるのでしょうか。

ロレックスの商品は、数多くの伝説や逸話に彩られています。1947年にアメリカで世界初の音速飛行が実現した際、パイロットのチャック・イェーガーがロレックスを身につけていたことは有名な話です。

また、1953年にイギリス登山隊がエベレスト初登頂に成功したときや、1973年にイギリス軍の探検隊がサハラ砂漠を横断した際にもロレックスが使われました。

こういった色々な冒険や挑戦にまつわる逸話が、人気の要因の一つになっているといえるでしょう。また、ロレックスが人気を得た理由の一つに、広告戦略の巧みさが挙げられます。ロレックスでは、何よりも時計の実用性を重視した宣伝広告を行いました。

例えば、「オイスターケース」の特許を取得した翌年の1927年、ロンドンの女性記者メルセデス・グライツがドーバー海峡を泳いで横断することに成功しますが、その腕にはロレックスがつけられていました。このことは「ドーバーを泳いで渡っても壊れない時計」としてその実用性を広く証明することとなり、世界中の注目を集めたのです。

ロレックスは、腕時計が過酷な状況にも耐えうるとアピールしていくことで、広告的成功を次々と収めていきました。ロレックスの数々の伝説は、腕時計の性能と実用性を証明する最高の広告でもあったのです。

ロレックスのスタンダードモデル

ロレックスの主要モデルは、オイスターパーペチュアルと呼ばれています。防水機能を持つオイスターケースにムーブメント(時計の動力機構部分)を納め、自動巻きパーペチュアル機構を採用し、現行のモデル全てがクロノメーターの認定を受けています。

オイスターパーペチュアルには「スタンダードモデル」と「スポーツモデル」があり、ロレックスのモデルは、大まかにこの2タイプに分類されています。

ロレックスのスタンダードモデル、別名ドレスモデルには、エアキング、デイトジャスト、デイデイトなどがあります。落ち着いたデザインのスタンダードモデルは非常に上品かつ洗練されており、日常生活以外にもビジネスやパーティーなど、幅広いシーンで使うことができます。

エアキングは、カレンダーなどの機能はなく盤面もシンプルな作りになっており、ロレックスでは一番廉価です。

デイトジャストは、ロレックスの特許である日付切り替え機能を装備したバリエーション豊かなモデルです。

デイデイトは、ケースには18金またはプラチナが用いられ、文字盤に宝石がはまっているタイプも登場しています。ロレックスでも最も高価であり、まさに「キング・オブ・ロレックス」ともいうべきモデルです。

尚、「エアキング」の名称はペットネーム(メーカーが商品に付けた愛称)といいます。ロレックスではペットネームを持つモデルが多く、それがまた付加価値になっているといえるでしょう。

ロレックスのスポーツモデル

現在ロレックスの人気商品といえば、何といってもスポーツモデルでしょう。まずは、探検家向けブランド「エクスプローラーI、II」です。エクスプローラーIは特徴的な黒文字盤を持ち、いつどこでも正確な時刻を確認できるよう、針や表示には蛍光塗料が塗られています。

IIでは洞窟探検用に、日付表示のデイト機能や24時間表示ベゼル(腕時計のガラス周囲のリング)が装備されています。

陸の次は、世界初のダイバー用時計「サブマリーナ」です。酸素残量を知らせる回転ベゼルが装備されており、潜水作業中に潜水時間の測定が可能です。尚、酸素残量の誤表示を防ぐため、右に回転しないようになっています。

GMTマスターは、パイロット向けの航空用ブランドです。ロレックス初の時差計算機能が付いており、国際線パイロットはもちろん世界中を飛び回るビジネスマンにも人気を博しました。またGMTマスターIIでは、最大で3ヶ所の時刻を知ることができるようになっています。

最後は、24時間耐久レースで有名なデイトナ・インターナショナル・スピードウェイの名からつけられたとされる「デイトナ」です。クロノグラフ(ストップウォッチ機能)を装備した特徴的でスタイリッシュなデザインは、俳優のポール・ニューマンがレース中に愛用していたことでも知られています。

スポーツモデルにはその他にも色々な種類があり、まさにロレックスの売れ筋が揃っているといえるでしょう。

ロレックスのノンオイスターモデル

ロレックスには、スタンダードモデルやスポーツモデルに属さない、非防水ケースを用いた「ノンオイスターモデル」があります。

ノンオイスターの薄型ドレスモデル「チェリーニ」は、16世紀イタリアのルネッサンス期の宝石職人ベンベヌト・チェリーニにちなんで名付けられました。上品なフォルムや革のベルトがクラシカルな雰囲気を醸し出すチェリーニは、ロレックスで唯一手巻きムーブメントを搭載しています。クオーツほどの精度はないものの、電池交換がいらずエコロジー観点からも見直されています。

「チェリーニ プリンス」は、1929年に販売された高精度を誇る角型時計の復刻モデルです。18金素材や長方形のケース、気品あふれる指針盤で、芸術性の高い仕上がりになっています。このモデルの特徴は、ケース内に2ダイヤルがあり、上が時分を下が秒を表示しているところです。

また、ロレックス初のシースルーバック機能が装備され、手巻きムーブメントの動きが楽しめるようになっています。

これら以外に、チェリーニには「ダナオス」、「クオーツ」などのモデルがあります。「クオーツ」は、その名の通りクオーツ製の時計です。機械式時計のみを扱っていると思われがちなロレックスですが、実は数は少ないながらクオーツも生産しているのです。

現在、クオーツは日本には正規輸入されておらず、あまりお目にかかることのないロレックスとなっています。

ロレックスの購入方法

高級時計ブランドとして圧倒的な知名度とステイタスを誇り、世界中にファンを持つロレックス。しかしその人気の高さから、偽造品の数も際立って多くなっています。ロレックスの購入にあたっては、信頼のおけるショップ選びが重要になります。

ロレックスを新品で購入するには、主に正規販売店か並行輸入品を扱う販売店になりますが、確実に本物を手にしたいのであれば正規販売店がベストでしょう。

正規販売店では、日本ロレックス社が直接スイス本社から仕入れたものを扱っています。時計の裏に「直輸入品」のシールが貼られた正真正銘のロレックスであり、自分の名前が記載された保証書(保証期間2年)が発行されます。

品揃えがあまり豊富ではないため人気モデルになると1年待ちになることもあり、また値引きは一切ないところがデメリットといえるでしょう。

並行輸入品を扱う販売店は、海外の正規代理店から独自のルートを使ってロレックスを輸入しています。新品ですが、複数の流通経路を通るため偽物や傷、付属品の損失がある可能性があること、また並行品でも2年間の保証は受けられますが、買い付けた時点で保証がスタートするため手元に来た時点では期間が少なくなることに注意しましょう。

しかし品揃えが豊富で低価格なこと、また販売店独自に保証期間を設定し、期間内はオーバーホール無料など独自のサービスを行なうところもあって、こちらでの購入者が多くなっているようです。

ロレックスの中古品

ロレックスは、新品以外に中古品を扱った販売店も数多くあります。定価の半額以下で購入できるものもある中古品は、ロレックス初心者などにはとても魅力的です。

ロレックスの中古品は、新品よりも偽物が混じっている可能性が高いため、新品同様に信頼性の高い販売店で購入するようにしましょう。中古品でも販売店独自に保証期間をつけるなどのサービスを行なっているところが多くなっていますので、購入者にとっては安心要因になります。

尚、正規販売店では新品の定価販売のみを行なっており、中古品は取り扱っていません。そのため、中古品を購入する際は販売店か個人売買になります。

現在ネットオークションなどで簡単に個人売買が行なわれていますが、真贋については何の保証もなく写真と違った商品が送られてくる可能性もあり、非常にハイリスクなため避けたほうが無難です。

お薦めは長年業務を行なっている販売店や、ロレックス専門の販売店です。雑誌に紹介されたり広告をだしたりしているところならば、尚安心です。万が一何か不都合が発生しても、後々の営業に差しさわりがでかねませんので、誠意ある対応が望めるはずです。

尚、中古品に限らず、ロレックスのアンティークにも同様のことがいえます。通常プレミア価格で出回ることの多いアンティークですから、信頼のおける販売店で、保証期間や修理の面を考慮して購入するようにしましょう。

ロレックスのサービス

日本ロレックスでは、購入後の修理・調整・オーバーホールなどをサービスセンターで受け付けています。
ケースの研磨はサービスで行なっていますが、それ以外は部品代別の有料になっています。機械式時計であるロレックスは機械油が切れると部品が磨耗するため、定期的なオーバーホールが欠かせません。

日本ロレックスでは、正規品でも並行輸入品でも「本物のロレックス」であれば、受け付けが可能です。この場合、料金に違いはありません。購入店に持っていくこともできますが、並行輸入品を扱っている販売店は、そこから日本ロレックスに送ってサービスを受けることになります。

その際は仲介手数料を取られますので、自分で送った方がお得だといえます。また、低料金でオーバーホールを扱っているショップもありますが、社外品を使われる可能性もあり危険です。ロレックスは、一つでも純正部品が使われていない製品は本物と認められませんので、やはり日本ロレックスに持ち込むのが安心です。

日本ロレックス以外では、「M&Rサロンドモントレ銀座店」のような正規代理店で、オーバーホールなどのメンテナンスを行なっているところがあります。この場合、ロレックス公認の技術者が担当しますので、安心して預けることができます。

ロレックスは一生物です。アフターサービスまでトータルに考え、購入することが大事だといえるでしょう。

自分で行なうロレックスのメンテナンス

ロレックスを購入したら、自分でもメンテナンスをするようにしましょう。簡単なメンテナンスを行なうことでロレックスをより美しく保つことができ、一層愛着もわいてきます。

日々の手入れは、ロレックスの装着後にめがね拭きかセーム革で優しく拭く程度で十分です。その際、ケースについた汚れや指紋を取っておきます。夏場は汗をかきますので、まめに拭くようにします。

ブレスレットの隙間は汚れがたまりやすいので、爪楊枝を使うと楽に汚れが取れて便利です。竜頭部分は歯ブラシで擦ると綺麗になります。さらに汚れがひどいときは、洗面器にぬるま湯をはって優しく水洗いしながら歯ブラシで擦ります。この場合、石鹸を付けるか水に中性洗剤を入れてもいいでしょう。尚、水漏れの原因を防ぐため、竜頭がきちんとねじ込まれているかを確認して洗うようにします。

以上のことはロレックスのオイスターモデルに限ったことで、ノンオイスターモデルであるチェリーニは非防水なため、水洗いはできません。水や汗の影響を受けやすいため、使用毎に乾いた布で優しく拭いておくといいでしょう。

ロレックスのオイスター・ノンオイスターモデルに関わらず、使用していないときは直射日光の当たらない、涼しく乾燥した場所に置くのが基本です。

ロレックスと有名人

ロレックスは有名人の間でも人気が高く、身につける人が多いブランドです。

日本では、昭和を代表する大スター石原裕次郎が、「太陽にほえろ!」で赤青ベゼルのロレックスGMTマスターを着用し、公私共に愛用していたことは有名な話です。

GMTマスターは、世界初の音速飛行を達成したチャック・イェーガーが愛用していることでも知られ、ザ・リアルマッコイズ社が特注したイェーガーモデルまで作られました。

エクスプローラーIは、ドラマ「ラブ・ジェネレーション」で主演した木村拓哉がつけたことで、一時品切れ状態が続いたほどです。50万以上の値もつき、まさに有名人が火付け役でブームになったモデルです。

また、俳優のポール・ニューマンはレース中にコスモグラフデイトナを愛用しており、後にはポール・ニューマンモデルが登場しました。このモデルは、今では非常にレアなものになっています。

同じアメリカ人である画家・版画家のアンディ・ウォーホルもロレックスの愛用者で、オイスターのアンティーク「バブルバック」を身につけていました。

実在の人物ではありませんが、イアン・フレミング原作の「007」シリーズでは、主役のジェームズ・ボンドがロレックスを着用しています。映画でもサブマリーナーが使用されているものがあり、今尚ボンド・ウォッチとして人気があります。

ロレックスは、まさに世界中にファンをもち愛されているブランドだといえるでしょう。

まとめ

ロレックスは本当に人気が絶えない高級腕時計ブランドですね。

最近はロレックスの中古も人気で、レアモデルは正規価格の数倍の値が付くこともあるようです。

ぜひ、自分にぴったりのロレックスを見つけて下さい。

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