ポロの着こなし!定番のポロをカッコよくキメるには?

ポロと言えば定番のファッションアイテム。なかでもラルフローレンが人気です。
ラルフローレンのポロで最初に思い出すのは、あのポロ(polo)のワンポイントです。
ポロシャツの胸にポロのマークを入れて、ブランド名もポロ…
これだけでもラルフローレンというデザイナーの遊びゴコロが伝わってくる気がします。
定番のポロをカッコよく着こなす方法をご紹介します。
ポロは定番アイテム
ポロには様々な人気ブランドがあります。
ポロラルフローレンをはじめ、ラコステ、フレッドペリー、ジョンスメドレー…
その他さまざまなメーカーからポロシャツが発売されています。
ポロシャツは、衿部分が2、3個のボタンを留める形で開き、衿付きで半袖のシャツというのが基本形です。
もともとは、ポロ競技で着用されていたのがポロシャツのはじまりと言われたますが、
テニスの試合でも多く使用されることから、海外ではテニスシャツと呼ばれることもあるそうです。
ポロシャツは、ジーンズやチノパンなどカジュアルな着こなしはもちろんこと、
上からブレザー等を組み合わせセミ・フォーマル的にも着こなせるなど、
さまざまなアレンジが出来ることも魅力のひとつです。
最近では学校の制服にも採用されることもあるようです。
ポロシャツは定番のファッションとして多くの人たちから支持されています。
ポロといえばラルフローレン
ポロといえばラルフローレン!
ラルフローレンは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ブロンクス出身のデザイナーです。
ブロンクスは低所得者(主に黒人とヒスパニック)中心の居住地区で、
かつては高級アパートが建ち並んでいたのですが、現在はニューヨーク市内で特に治安が悪い事で有名です。
ブロンクスはヒップホップ誕生の地と言われていますね。
多くの人はポロ・ラルフローレンというと、
貴族が好む紳士的なブランドイメージを持つ人も多いのではないかと思いますが、
実は、もっとカジュアルで、遊びゴコロのたっぷり詰まったブランドではないでしょうか?
ラルフローレンは大学在学中に、
老舗のメンズブランド「ブルックス・ブラザーズ」にネクタイを売りこんだことから、
ファッションビジネスに参加することなったそうです。今でいう学生起業家です!
ネクタイの成功によって、
紳士服のブランド「ポロ=Polo」ブランドを設立し、
ネクタイやポロシャツ、スポーツウェアで一躍有名になります。
ラルフローレンはデザインの専門教育を受けたことは無く、独学でデザインを習得したそうです。
ラルフローレンは、それまで常識では考えられなかった、
鮮やかなカラーで贅沢な素材を使用した4インチ幅の幅広ネクタイ、ワイドタイ「ポロ」を発表し大きな話題になりました。
そして、ラルフローレンのネクタイは、またたく間に男性ステータスを象徴するアイテムとなります。
その後、婦人服も手がけるようになるのです。
今でこそラルフローレンは有名はファッションブランドですが、
ラルフローレンの経歴を見て解るように、
ファッションビジネスの世界では「成り上がり」のような成功を収めてきていたのです。
ポロ(=POLO)とラルフローレン
ポロ(=POLO)の語源は、欧米の富裕層の紳士たちが楽しむスポーツ競技から由来しています。
ポロとは、馬に乗りマレットと呼ばれるスティックで球を打ち相手ゴールに運びこむ事で得点となる競技です。
1チームは通常4人で、競技時間は7分間のチャッカーが6回で、
一人の選手は試合中4頭まで馬を替える事ができるというもの。
ラルフローレンは、この上品でエレガンスのある伝統的なスポーツ「ポロ」に眼をつけ、
その競技と同じ名前をブランドに付けました。
そして、誕生したのが「ポロ・ラルフローレン」です。
だからこそポロの有名なワンポイントマークも、もちろんポロですね。
何のヒネリもないと言えば、それまでですが、
ラルフローテンが提案する「豊かなライフスタイル」には欠かすことの出来ないイメージをブランド名に使ったのです。
ちなみに、ポロの有名なワンポイントマーク、あのロゴには、なんと900ステッチもの縫い目が施されているそうです。
ポロの着こなし ~ インナー
その昔、ポロは素肌に着るのが普通でした。
ボトムスはジーンズやチノパンが多く、なんとポロシャツはパンツの中に入れるのが当たり前!
ボタンは2個で1つだけ留める…そんな時代もあったようです。
しかし、時代は変わりました。
ポロシャツをパンツに入れるのはタブーで、もちろんポロシャツの下にTシャツなどを着るのもアリ。
最近ではポロシャツの重ね着なんていう着こなし方もありますね!
ただし、インナーのTシャツが白いと下着感が強調される場合もあるので要注意です。
インナーにタンクトップを着る場合、
おじさんのワイシャツに透けて見える下着とタブって見えることもあるので注意しましょう。
また、素肌にポロならOKです。
ポロシャツをカジュアルに着こなすなら、ボタンを全部閉めてしまうのは考えもの。
ブレザーなどと合わせる時など、アレンジやボタンの数や位置によって全部あける、
あるいは幾つか留めるなど、アイテムによって決めればいいと思います
ポロの着こなし ~ 襟の立て方
ポロシャツの襟はどうしたらいいのでしょうか?
襟は、そのまま綺麗に立つものもあれば、
詰襟の学生服のようになってしまうものもありますね。
襟を立てるのであれば「後ろを立てて前は倒す」という立て方が最も多いようです。
ただし、ポロシャツが小さいサイズと大きなサイズでは襟の立て方にも違いがあるようです。
小さいものでシンプルな柄のものは襟を立てたり、
大きなサイズでボーダーなどの柄物の場合は、そのまま着たりと、
気分に合わせて襟の立て方を変えている方が多いようです。
襟を立てたい時は、ボタンの閉め方で調整したり、
アイロンで軽くプレスして形を作ってあげればいいかもしれません。
もちろん、立てなくても問題ないと思います。
首が長い人は、襟を立てるとそれが強調される場合があるので、
やはり全体のバランスを見て決定するのが良いと思います。
まとめ
ポロのような定番アイテムをカッコよく着こなしている人は、おしゃれ上級者と言えるでしょう。
ポロのようにシンプルなアイテムこそ、チャレンジしてみたいコーデです。
今年の夏はポロでカッコよくキメてみませんか?