本当に効果のあった肩こり解消法6選

肩こりで困っている人は少なくありません。しかし、肩こりの原因はいくつもあり、その原因によって解消方法も違ってきます。
今回は本当に効果のあった肩こり解消法を厳選してご紹介します。ぜひ参考にして下さい。
肩こりの原因
肩こりの原因のひとつに、姿勢が悪いことがあげられます。姿勢の悪さは筋肉に無理な力がかかりやすくなっているため、肩こりを起こしやすくなっています。
肩こりに悩まされている方で、日常生活で猫背ぎみだと感じている場合は、姿勢を正すことで解消されていきます。仕事や食事、座るときなどに姿勢に気を付けるだけでも、原因を少なくすることにつながるため、肩こり解消効果が高くなるでしょう。
また、肩こりの原因には運動不足も考えられています。首、肩、背中の筋肉が弱ると肩こりを起こしやすくなるため、適度な運動が肩こり解消になります。積極的に運動をすることが一番良い方法ですが、軽いジョギングなどでも効果があるので、試してみましょう。
ほかにも、仕事環境やストレスなども大きく関係します。長時間同じ姿勢を続けなくてはならない職業の方は、肩こりを起こしやすいのが現状です。肩こりを解消するために仕事を変えるわけにはいかないので、休憩時間などを利用して自分なりに肩こりをほぐすストレッチやマッサージなどを行いましょう。
無意識のうちに溜まりやすいストレスも肩こりの原因となりやすいので、ストレスとうまくつきあい肩こり解消に努めましょう。
血行を良くして肩こり解消
肩こりは、長時間の同じ姿勢や姿勢の悪さなどで、筋肉が緊張し疲労物質がたまり血行が悪くなることで起こります。肩こりを解消するには、血液循環を良くし、たまった疲労物質を取り除くことがポイントとなります。方法として血行を良くするために、温シップやチタン製品などの肩こり解消グッズや肩を温める方法などがあります。
肩こり解消にシップを使用している方も多いでしょう。肩こり解消用のシップには、冷シップと温シップがあり、基本的には、慢性的な肩こりに温シップ、急性の肩こりには冷シップを使用すると良いと言われています。しかし、薬の効果はどちらも同じなので、自分の好みの方を使用して、使い分けるとよいでしょう。
カイロやドライヤーを使用した簡単にできる肩こり解消の温熱療法もあります。カイロは、肌着の上や布で包んで、首や肩を温める時に使用し、ドライヤーは、肌から30センチ程度離してコリのある部分に温風をあてて使用します。
どちらも手軽に手当てが出来る方法で、温めることで肩周辺の血行が良くなり、肩こり解消に効果があります。肩こり解消には、首や肩をゆっくりと温めて血行を良くしてあげることが、コリの改善につながりますが、肌を傷めないように気をつけて行いましょう。
ストレッチで肩こり解消
肩こりは、肩や肩周辺の筋肉のコリが原因となっている場合がほとんどです。猫背や同じ姿勢を続けることは肩の筋肉を緊張させて、痛みを引き起こす原因になります。肩こりを解消するには、肩の筋肉を休めてあげることが大切です。
肩の筋肉を休め、肩こりを解消するには、ストレッチを行うと効果的です。ストレッチは緊張している筋肉のスイッチを切る働きがあります。運動などをしたあとにはストレッチを行いますが、これは筋肉を休めるために行われているのです。
肩こり解消ストレッチは、1日2~3回行うと良いでしょう。はじめに両肩をゆっくりと力いっぱい上に持ち上げ5秒間保ち、ゆっくりと肩の力を抜きます。次も同じく両肩をゆっくりと力いっぱい上に持ち上げて首を後ろにそらして5秒保ち元に戻し、同様に前にも首をそらして行います。ゆっくりと行うことで筋肉のスイッチを切りやすくします。
また、ストレッチを行う時は、深く深呼吸するとより肩こり解消効果が高くなります。深呼吸は、ろっ骨や鎖骨が大きく動かすことが出来るので、周辺の筋肉をリラックスさせる効果があります。体をリラックスさせ深い深呼吸とともに、ゆっくり行うことが大切です。肩こり解消ストレッチを行う時間がないときは、深呼吸をするだけでも肩こりを予防することが出来ます。
ヨガで肩こり解消
肩こり解消のための体操やストレッチなどいろいろな物がありますが、ヨガにも肩こりに効果的なポーズがあります。ヨガはインドに古くから伝わるエクササイズで、ダイエットなどの目的としても行われています。
ヨガのポーズで肩こり解消に直接的に効果があるのは、猫のポーズです。猫のポーズは、四つんばいになって両手を前に伸ばした状態で、下半身を地面に近づけるポーズで、肩と肩周辺が伸びることを感じることが出来ます。猫のポーズで静止状態をしばらく続けることで、肩の筋肉がしっかりと伸び、新鮮な酸素が入りこみ、肩の筋肉の代謝が良くなることで肩こり解消になります。
猫が寝起きに大きな背のびをするのを見たことがあればわかると思いますが、前足を前にピンと伸ばし下半身を地面に近づける仕草が、ヨガでいう猫のポーズで、肩こり解消にとても効果があるのです。
ヨガのポーズですきのポーズも肩こりの解消に効果があるポーズです。すきのポーズは、あおむけになり、両掌を床につけ、両足をのばしてゆっくりと腰をあげ、足を頭の上の床につけ、そのまま10秒程度腹式呼吸をし、お尻、足の順番におろして元のあおむけの状態に戻ります。
ヨガのポーズは呼吸に合わせてゆっくり行うことで、筋肉がしっかり伸びて、血流の循環を良くなり、肩こりを解消することが出来ます。
ビタミン剤で肩こり解消
肩こりの解消には、いろいろな方法があり、体操やグッズなどを試したことがある人も多いでしょう。肩こりは肩に疲れがたまり、血流が悪くなることで起こります。
肩の疲れを解消し、血流を良くするためにビタミン剤を使用し、肩こり解消をしてみてはいかがでしょうか。肩の筋肉を使いすぎると肩こりの原因になり、疲労が溜まることで筋肉が固まり血流やリンパの流れが悪くなってしまいます。
肩の筋肉の疲れを取るには、ビタミンB1、B6、B12がおすすめです。
ビタミンB1は、糖質がエネルギーにかえるのをスムーズにしてくれる働きがあり、疲労物質が肩に溜まるのを防いでくれる働きがあります。ほかのビタミンB群も同じような働きを持っているため、肩こりを予防するためにもビタミン剤などで補給し不足しないようにすると良いでしょう。
肩の血行を良くするにはビタミンEが効果的で、ビタミンEには、毛細血管を広げて血流の流れを良くする働きがあります。ビタミンEを十分に摂取することで、栄養素や酸素が十分に運ばれ、老廃物質も排出されやすくなるので、肩の疲れをやわらげることができ、肩こり解消につながります。
肩こり解消には、ビタミンBとEを十分に摂取することが大切なので、不足しがちな時はビタミン剤などを利用して補給すると良いでしょう。
漢方で肩こり解消
肩こりの原因には、いろいろなことが考えられます。肩こり解消のために、マッサージや体操などを行っても、いまいち効果がない場合は、身体の中から改善してみてはいかがでしょうか。
漢方を取り入れて、身体の中から肩こりをなくし、体質改善をすることもひとつの方法です。漢方薬は、数千年の歴史を持ち、科学的な研究が進められており医師による処方にも取り入れられています。
病院や漢方専門薬局で処方してもらうこともできますし、市販薬として購入することも出来るので、手軽に使用することができます。
漢方薬で肩こり解消するには、自分の体質を知ることが大切です。身体付きや肌の血色、疲れやすさなどを基準にして、自分がどのような体質であるか理解しておくと良いでしょう。
漢方薬は自然の生薬から出来ており、さまざまな症状の改善に効果がありますが、漢方薬を使用できない方もいるので注意が必要です。肩こり解消のために漢方薬を取り入れる場合、妊婦や持病のある方は医師に相談してから取り入れましょう。
また、肩こり解消のために漢方薬を取り入れている方でも、体調が優れない場合は、使用をやめて専門の方に相談することをおすすめします。漢方薬も薬なので、自己の判断でむやみに使用すると、肩こり解消どころか、身体を悪くしてしまう恐れもあるので、注意して使用しましょう。
快眠枕で肩こり解消
最近は、肩こりの人が多くなり肩こりを解消するための商品が多く販売されています。
肩こりは、仕事などで同じ姿勢を続けたりして肩の筋肉が固まってしまうことで起こります。肩こりを解消するには、マッサージやストレッチを行って肩の筋肉を休めることが大切ですが、肩こりは枕とも関係が深く、正しい枕を使用していないと睡眠が肩こりの原因になってしまう恐れもあるようです。
睡眠は、体の疲れや体液の流れを正常にして疲れを回復させる時間ですが、合った枕を使用しないと十分に疲れが回復できなかったり、肩に負担がかかり肩こりを起こしてしまいます。
合った枕を使用して寝ると、朝の目覚めも良く、肩こりのない一日をスタートさせることが出来るので、枕は肩こり解消グッズのひとつと言えるでしょう。枕に関心を持つ人が増え、最近は専門の外来もあるようなので、興味のある方は受診してみると良いでしょう。
またデパートや百貨店などでも快眠のための枕を多く扱っているので、自分の体に合った枕を購入することが出来ます。
肩こりは生活習慣がとても重要ですが、良い眠りで体を休めることも肩こり解消につながります。肩こりの改善のために良い枕を選び、一日の疲れをリセットしていくことが健康のためや肩こり解消になるでしょう。
まとめ
今回ご紹介した肩こり解消法のほかにも、様々な方法があります。どのような肩こり解消法が自分に持っても適しているかは、とにかく試してみなければ解らないこともあるでしょう。
まずは、取り組みやすい方法から始めてみるのがおすすめです!