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ほくろが増えた!!ほくろができる原因と予防策

ほくろは誰にでもあるものですが、加齢にともなって増えてきたように感じることがあります。

美容外科やエステで施術を受ければ、簡単にほくろを除去することも可能ですが、そもそもの原因や予防策を知っておかないと、また、ほくろが出来てしまいます。

ほくろができる原因と予防策をご紹介します。

ほくろが増える理由

ほくろは皮膚内のメラノサイトが異常に密集している、組織の異常なのですが、異常の発端はその人の胎児期まで遡ります。つまり皮膚を形成した際、すでに異常密集は始まっていて、発現部位は決まっているのです。

その後の加齢につれて、紫外線などの刺激により、メラノサイトがメラニンを異常産生すると現れてくるのです。ほくろが加齢と共に増えてくるようになるのは、皮膚の加齢現象の一種だとされています。

ほくろの中心部から発毛を認めることがありますが、これは毛根が生きていた場合です。太く黒々とした毛が生えるのは、母体であるメラノサイトの細胞としての性質が変化しているためです。

ほくろと同じような症状でも 老人イボ と呼ばれるシミのようなものは、“脂漏性角化症”といわれる、良性の腫瘍です。良性の腫瘍で心配ありませんが、顔など目立つ場所にできた場合は、炭酸ガスレーザーによる治療をお勧めします。

ほくろの大部分は5mm以下の大きさであることから、日がたつにつれ大きくなってくるものは注意が必要です。特に痛みも感じず、いびつな形をしているものは、悪性黒色腫の恐れがありますので、速やかに専門医に相談することが大切です。

メラニンとほくろの関係

皮膚の一部分が黒く、時には周囲から盛り上がった状態で、特に顔にできたりすると印象が変わったりすることもあります。

ほくろ はメラニン色素を含んだ細胞(メラノサイト)が、周囲の皮膚細胞より高密度に集まったものなので黒く見えます。ほくろを黒くしているメラニン色素は表皮の一番下に存在する基底層や、毛根部に存在する毛母などで生み出されます。

黒褐色の色素である真性メラニンと、赤茶色の色素である亜メラニンに分けられます。メラノサイトの中でメラニンのもとになる、チロシンと呼ばれるアミノ酸が、チロシナーゼと呼ばれる酵素の働きにより酸化されるのを契機とします。その後次々と反応を続け最終的には酸化・重合してメラニンとなり、水や有機溶媒にも溶けない非常に安定な色素に変化します。

不思議なことにメラノサイトには、MSH(メラニン細胞刺激ホルモン)のはたらきによりメラニンを産生する機能があるだけなのです。産生されたメラニンはタンパク質と結合し、ごく小さい顆粒状となり、メラノサイト内に広がっていくので、ほくろは黒くなるのです。

表皮メラノサイトと呼ばれ皮膚内に存在するものには、紫外線から体の細胞を守る大切な役割を担っています。役目を終えた表皮メラノサイトは、次々に産生される角質層となり排除されますが、ほくろは角質化を免れているためそこに留まったものです。

ほくろの予防

ほくろは皮膚内のメラノサイトが異常に密集した状態を指し、メラニン色素の異常産生をともなっている状態です。メラノサイトは皮膚の形成時に配置が決まっているので、生まれたときから、すでに発症する下地はできています。

ほくろは良性の腫瘍ですが、メラノーマなど悪性腫瘍の日本人の発症リスクは、欧米人に比較して10分の1とされています。オゾン層破壊の影響で、紫外線が増加していることは事実ですが、発症率は充分に低いと言えるので、過敏になりすぎないことも大切です。

ほくろが発現するのは、メラニン色素の異常産生によるものなので、メラノサイト自身の変質の原因である、紫外線や化学物質による刺激を避けることが基本です。

紫外線に対しては、露出の高い部分(顔面・首・腕・足)をできるだけ減らし、吸収効果の高い黒色の肌着の愛用があげられます。露出している部分に対しては、日傘で紫外線をさえぎることが肝心で、肌着や傘もファッショナブルなものが出回っています。

どうしても避けようが無いときは、最低でも日焼け止め効果の高いクリームで、お肌を保護しましょう。

また人工的に作られた化学物質(ほとんどの製品)の刺激によっても、メラノサイトの変質を誘導し、ほくろ化する可能性があることは常に考える必要があります。

ほくろ除去の値段

ほくろを除去したい時は、美容外科やエステで驚くほど簡単に取り除くことができます。

ほくろ除去の値段は、ほくろの大きさ、場所、悪性か良性か、病院やクリニック、エステ、保険が適用されるか否かなどにより違いがあります。

例えば、ほくろが20ミリまでは1個3万円ほどになり、保険が適用された場合は1万円になります。20ミリより大きいとひとつ5万円くらいかかり、保険が適用されて1万5千ほどになります。ほくろ除去の値段は保険がきく医療機関で行うほうが、断然お得です。

ほくろ除去の費用は、悪性の場合などのほくろの治療が目的であれば保険が適用されます。しかし、美容目的のみで良性のほくろ治療の場合は、病院によっては保険が適用されないことがあります。

患者さんのほくろの悩みがどれだけのものか、日常生活に支障をきたすくらい深刻なものであるのかというようなことも保険適用の重要なポイントになりますから、医師に自分の悩みを真剣に伝えることにより、保険適用の可能性が大になると思います。

ほくろ除去の値段を、経験者の治療費をもとにあげてみましたので参考にしてみてください。

顔のほくろを5個、科学的手術で除去した場合・・・約10,000円(総合病院の形成外科)
目の下5ミリのほくろを除去した場合・・・・・・・約10,000円(皮膚科)

まとめ

加齢と伴に増えてしまったほくろを気にしている人も多いようですが、気になるようでした深く考えず除去してしまったほうがいいでしょう!

筆者のおすすめは美容外科です。ぜひ、一度足を運んでカウンセリングを受けてみて下さい。その日のうちに、ほくろを取ってしまうことも可能です。

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