アニメ「カウボーイビバップ」幻の最終話「よせあつめブルース」のシビれるセリフまとめ

カウボーイビバップは1998年にテレビ東京系で放送されたSFアニメ作品。
いろいろあって地上波では全26話中13話までしか放送されず、13話目の「よせあつめブルース」は幻の放送回となりました。
そんな「よせあつめブルース」のシビれるセリフをまとめてみました。
Contents
- 1 カウボーイビバップの世界観
- 2 session xx「よせあつめブルース」
- 2.1 Part.1 フ-ド・フォ-・ソート
- 2.2 Part.2 フールズ・ゴールズ
- 2.3 Part.3 ケ・セラ・セラ
- 2.4 Part.4 無情の世界
- 2.5 Part.5 キー・オブ・ライフ
- 2.6 Part.6 ドギードッグ・ワールド
- 2.7 Part.7 ウォーク・ディス・ウェイ
- 2.8 Part.8 ナチュラル・ウーマン
- 2.9 Part.9 インスタント・カーマ
- 2.10 Part.10 シュガー・マウンテン
- 2.11 Part.11 チェイン・オブ・フルーズ
- 2.12 Part.12 ドュ・イット・ユアセルフ
- 2.13 Part.13 イフ・シックス・ワズ・ナイン
- 2.14 Part.14 アメジング・グレイス
- 2.15 Part.15 マイ・フェイバリット・シングス
- 2.16 Part.16 アンフィニッシュド・シンパシー
- 2.17 Part.17 公的抑圧
- 2.18 Part.18 胸いっぱいの愛を
- 2.19 Part.19 ワイルド・スタイル
- 2.20 Part.20 ディドリーム・ビリーヴァー
- 2.21 Part.21 君の意志のままに
- 2.22 Part.22 怒りをこめて振り返れ
- 2.23 Part.23 ブルーにこんがらがって
- 2.24 Part.24 イッツ・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー
カウボーイビバップの世界観
カウボーイビバップは1998年にテレビ東京系で放送されたSFアニメ作品。
放送から20年以上経った今でも、その世界観に魅入られたファンは多く、作品に惚れ込んだキアヌ・リーヴスが実写映画化を進めようとしていたのは有名な話です。
そして、現在、Netflixが実写映画化プロジェクトを進めており、早ければ2020年内に公開される予定です。人気のほどが伺えます。
そんな今だからこそ、今一度、カウボーイビバップの魅力を振り返ってみたいと思います。
幻の最終話となったsession xx「よせあつめブルース」の痺れるようなセリフをご紹介しますので、ぜひ、カウボーイビバップの世界観に浸ってみてください。
session xx「よせあつめブルース」
スパイク「永遠に続くものはない、あらゆるものに終わりは来る。それは自然の摂理というやつだ。突然だが今日で最終回だ。そこで今回は、今までにあったことを思い出して、いろいろと考えてみたい。」
Part.1 フ-ド・フォ-・ソート
スパイク「食いモンはとても大切だ。なにしろ人間の体はそいつが食ったモンで出来ているわけだ。もし俺のクローンが人間がいたとして、そいつがハンバーガー以外食ったことがないことにしよう。そいつと俺は遺伝子的には同じでも、まったく違った人間になるはずだ。
ハンバーガースパイクは俺よりも怒りっぽいかもしれないし、日曜には教会に行くような男かもしれない。凶暴な賞金首かもしれないし、Yシャツにはアイロンをあててから着るような男かもしれない。いずれにしても、ハンバーガースパイクは俺とは別人だ。要するに食い物を選ぶときは、よくよく考えて選ばないといけないってことだ。」
スパイク『こっちはロブスターの味噌煮と』
AI『カシコマリマシタ』
Part.2 フールズ・ゴールズ
ジェット「ボンサイは奥が深い、ただカットすりゃいいってモンじゃない。それぞれのボンサイにはひとつひとつ個性があり、そいつを生かしてやらないといけないのだ。
愚かな人間は、何でもかんでも同じように切り揃えようとする。はみ出した部分をただカットカットカットするだけだ。だがそのはみ出した部分こそが個性であり、オリジナリティなのだ。そんな事もわからない人間は鋏を持つべきじゃない。まったくボンサイが気の毒だ。」
フェイ『闘いの基本を知ってる?』
Part.3 ケ・セラ・セラ
フェイ「思想のない男は嫌い。でも思想を押し付けてくる男はもっと嫌い。歯槽のう漏の男も嫌い。息の臭い男とじゃキスもできなしね。危険な男は好き。でも、危険過ぎるのもちょっと考え物。弱気な男は嫌い。自分の弱さを分っている男は好き。楽観的な男が好き。人生をあらかじめ予想して悲観的に生きるなんて気が知れないわ。人生は多分、どう転んだってなるようになるのよ。」
エド『うん。だってエドがエドだも~ん』
Part.4 無情の世界
エド「エドで~す。うちゅうはひろーいです。エドはうちゅうのしんりをさがして旅をしています。はだしであるくと、ビリビリします。ネットのうにはひろ~くて、いろんなおサカナもいてクリクリします。あたまにモノをのせるとワクワクします。しんりはあると思ってさがすとないですが、ないと思ってさがすとやっぱりないです。ほしいものは手に入りませんが、いるものが手に入りました。」
スパイク『目に頼り過ぎなんだよ。カメレオンじゃねんだ!そうあちこち見えねえのさ!』
Part.5 キー・オブ・ライフ
スパイク「人間は心臓の鼓動によって生きている。鼓動とは規則的な繰り返し。すなわちリズムのことだ。そう、何をするにしても大切なのはリズムだ。歩く時も、ケンカする時も、飯を食う時も、愛し合う時も、台詞を言う時も、リズムが重要なんだ。」
アイン『アン、アン、アン!アン、アン、アン、アン、アン!』
Part.6 ドギードッグ・ワールド
エド「ねえアイン、ねえねえアイン、どうしてそんなに毛深いの?はーい。それはさむがりだから!ねえアイン、そもそもアイン、どうしてゲラゲラ笑わないの?おおそれは、ニヒルだから!ねえアイン、やっぱりアイン、どうしてそんなにしあわせなの?そうです、それはエドがしあわせだからでしょう。」
ジェット『チャーリーは言った。”手は手でなければ洗えない。得ようと思ったら、まず与えよ”ってな。ってことはどういうことだ?チャーリーはやれって言ってるんじゃねえのか?ええ、そうだろう?』
スパイク『チャーリー・パーカーがゲーテの格言吐くかね』
Part.7 ウォーク・ディス・ウェイ
ジェット「作者が彼の読者に払う最大の敬意は、彼等が期待するようなものは一切書かないと言う事である。そう言ったのはゲーテだ。ヤツはこうも言った。人間の働きにせよ自然の働きにせよ、我々が特に注目しなければならないのは、本来その意図である。まったくいい事を言うやつだ。
俺が警官をやめて賞金稼ぎになるなんざ、誰が考えただろう。古い仲間は皆驚いてる。まったく期待を裏切ってくれるなってな。だがそれでいい。誰も思い付かない事をやりてえじゃないか。見た事のないこと、聞いたことのない話。仲間達はそれを結構楽しんでるのさ。」
Part.8 ナチュラル・ウーマン
フェイ「きれい事は嫌い、きれい好きも嫌い。少しくらい汚れている方が、部屋も世の中も住みやすいってもんよ。色白は七難かくすなんていうけど、隠し事も嫌いなの。しみ、そばかす、いいじゃない。誰も彼も同じ肌、同じ顔じゃどれが自分だかわかんなくなるわよ。
あたしはただでさえ自分がわからない。だから、手がかりを隠しちゃいけないの。ぜんぶ自分の道標だからね。」
ジェット『女は見た目じゃ解らんからな』
Part.9 インスタント・カーマ
スパイク「ラフィング・ブルが言った。『泳ぐ鳥よ、お前の体が何で出来ているか知っているか?』
俺は言った『知らねえよ。きっとどこにでも転がってる鳥のフンだろうさ』
ブルが言った『泳ぐ鳥よ、お前の魂は何で出来ているか知っているか?』
俺は言った『知らねえよ。きっとどこにで転がっている綿ぼこりだろうさ』
ブルは言った『その答は間違っていて合っている。お前の体は宇宙の全てと繋がっていながら、お前にしかなり得ない。お前の魂は宇宙の全てを含んでいながら、お前でしか有り得ない。それはこの私も、そして誰しも。誰かが憎ければ、お前は自分を憎んでいる。誰かを愛していれば、お前は自分を愛している』
俺は言った『俺は誰にも何も感じないよ』
ブルは言った『それは、この地上で何より不幸なことだ。』」
Part.10 シュガー・マウンテン
スパイク「赤ん坊に甘いものばかり食わせると、そればかり欲しがって、肝心の栄養のある食事を受け付けなくなるそうだ。やはり、砂糖菓子のようなものこそが有毒だ。
別に甘い食いモンのだけの話をしているんじゃない。世の中砂糖菓子でいっぱいだ。そんなものばかり見てたら、脳が腐ってヨーグルトになっちまうぜ。」
Part.11 チェイン・オブ・フルーズ
ジェット「いやあ料理っていうのは奥が深い。やみくもに味を付ければいいってもんじゃねえ。愚かな人間はやたらに味を付けまくり、牛肉だかトリ肉だか判らんような料理にしちまう。そういう人間は中華鍋を持つべきじゃない。元の素材ならではの味、つまり牛肉なら牛肉のオリジナリティを生かしてやらねえと、牛肉も悲しむってもんだ。」
フェイ『働かざる者食うべからず。自分のエサは自分で確保しなさい。私はいいの。女は生きているだけで偉いんだから。』
Part.12 ドュ・イット・ユアセルフ
フェイ「自分の事は、人に頼らず自分でやる。誰に教わったか知んないけど、いつからかそんな風に思うようになったわ。別に大層なことじゃないけど、人に頼られて、それに応えられないのも嫌だし、たとえ応えられたとしても、それがホントにその人のため?とか思っちゃうし。結局、自分の運は自分でつかまないとね。」
ジェット『女はすぐ裏切るが、男は義理に生きるもんだ』
フェイ『義理ねえ』
ジェット『俺はそう信じたいね』
Part.13 イフ・シックス・ワズ・ナイン
スパイク「あらゆる物を疑ってかかる事、それが重要だ。情報なんてしょせんは情報。テレビで言ってる事が真実なんて思ったら大間違いだ。自分の目を見開いて、耳をかっぽじって世界を見聞きすること、そして自分の脳を使って考えること、全てを疑いつくした後にこそ、何かを本当に信じることが可能なんだ。そう、信じるために全てを疑うんだ。」
ジェット『難しいどころの話じゃない。そんなの無理だ!バットも持たずに野球をやるようなもんだ。おおい!?スパイク!』
スパイク『そういうのが好きなんだよ。俺は』
Part.14 アメジング・グレイス
ジェット「賞金稼ぎの良い所は、ルールがないってところだ。賞金首を捕まえるのに、こうしなくちゃいけないという決まりなんてどこにも存在しないだ。だが好き勝手な事をやるととたんに文句を言われたり、それはルール違反だと怒らたりする。
ヤツラは、この世界のルールに従って生きているつもりなんだが、そんなルールなんて一体誰が決めたんだ。俺達は誰かに従うために生まれてきたんじゃねえ。脅かされようとすかされようと魂は売らない。
残念ながら、自由業の魂は骨董品だ。あ?その心は?高過ぎて金じゃ買えねえんだよ。」
エド『教訓、教訓。知らない人にあったらついて行きましょう!』
Part.15 マイ・フェイバリット・シングス
エド「エドはいままで苦労したことがありません。ひょっとしたら、ホントはあるかもしれませんが、ぜんぜん憶えていません。どうしてかというと、おもしろそうなことしかしないし、おもしろくなさそうなことのなかにも、ちょびっとは面白そうなことを発見して、ビリビリするからです。でも、それでもつまんなそうな時は寝ます!寝たら夢の中でコロコロおもしろいです。おわり。」
スパイク『どこにも力なんか入れて無い。お前の無駄な力を利用しただけだ。力の流れをコントロールするんだよ。そのためには、どんな動きにも対応出来るように全身の力を抜いて、そう、水にたいになるってことだ。』
Part.16 アンフィニッシュド・シンパシー
スパイク「ブルース・リーはこう言ったそうだ。『心を空っぽにして、どんな形態も形も捨てて水のようになるんだ。水をコップに注げば水はコップとなるし、水をティーポットに注げば水はティーポットになる。水は流れることも出来るし、激しく打つことも出来る。だから、友よ、水のようになるよう心掛けることだ。』さすが俺の心の師は言う事が違う。
こんな事も言ってる。『自分が教えているのは、護身術とか相手の倒し方とか、そういうことじゃなくて、むしろ、ある動きを通してどうやって自分を表現するか』ということなんだ、それが怒りであれ、決断であれ、何だろうとでも。つまり格闘にのっとった人間の体を使った表現法…ブルース・リーがただの映画スターや、ただの格闘家じゃないのがあかるだろ?」
スパイク『鎖が長いなあ。ウェイ・オブ・ドラゴンモデルか』
店員『あ、わかるう?』
Part.17 公的抑圧
ジェット「もしもこの世に神様がいるのなら、一つ願いたい。すべての自由を阻害する者たちに、天罰の下らんことを。」
Part.18 胸いっぱいの愛を
フェイ「たまに思うわ、ソンな性格だって。時々思うの、これじゃあいい男が逃げちゃうわって。まあ、でもこれがアタシなんだからしょうがないわよねえ。別人のように振る舞って「あたしぃ、こう見えても結構家庭的なんですよぉ」なーんて言っちゃって、一時うまくいったとしても、後で苦労いや、もとい後悔するだけ。このアタシ、そのままのアタシがいいって言う人じゃなきゃやだしネ。
まあアタシの相手をすんのも大変だと思うんだけど、宇宙のどっかにそんな運の悪い男もいるでしょ。」
ジェット『いやあブルース・ハープはいい!やっぱいいわ』
スパイク『アンタ、ジャズファンじゃなかったっけ?』
ジェット『バカ言え、俺はおふくろのミルクを吸うにもワーブリングきかしてたもんさ』
スパイク『そりゃ気の利いたガキだな』
Part.19 ワイルド・スタイル
ジェット「今から一世紀以上も前、チャーリー・パーカーっていうサックス吹きがいた。ヤツは音楽を譜通りに演奏しなかった最初の男らしい。つまり、型通りに演奏するだけじゃ飽き足らず、アドリブをかまし自分自身のスタイルで吹いたってことだ。奴がはじめたその音楽は、やがてビバップと呼ばれたそうだ。そう、それがこの船の名前の由来ってわけだ。」
Part.20 ディドリーム・ビリーヴァー
スパイク「俺達は、眠りながら目覚め、目覚めながら眠っている。過去は事実か?記憶は真実か?夢はどこから夢なのか?寝ながら見る夢、起きていて見る夢、どちらも同じだ。夢を見ないという奴は憶えていないだけ。夢がないという奴も気付いていないだけ。臆病なのさ。見たいくせに見ないようにしてるだけなんだ。」
Part.21 君の意志のままに
スパイク「そしてこれはただの幻影だ。見えざる手に操られ、真実は分厚いベールに覆われたままだ。でもそれはひっそりと、まるでタイタンの月のように人知れず存在し、砂嵐が過ぎ去った頃いつか姿を現すだろう。」
Part.22 怒りをこめて振り返れ
スパイク「だからもう、たかが娯楽に目くじら立てたりするのはよそうじゃないか。これは冗談なんかじゃない、フィクションでもない、それとも俺は悪い夢でも見てたのか?」
Part.23 ブルーにこんがらがって
スパイク「どっかのブルースマンが、ブルースの定義をきかれてこう言ったそうだ。「ブルースってのは、どうにもならない困り事を言うのさ」
Part.24 イッツ・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー
THIS IS NOT END.
YOU WILL SEE THE REAL “COWBOY BEBOP” SOMEDAY!
