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自動車保険を見直そう!賢い自動車保険の選び方

自動車保険の業界は、現在熾烈な過当競争状態です。
自動車保険を契約する時あなたはまず何を基準に選ぶでしょう。

自動車保険の自由化によって、海を渡ってきた外資系保険会社は、
リスク細分型の様々な商品をもたらしました。

自動車保険の特異性を分析、事故を起こしやすい年齢や性別、
その用途と使用頻度、過去の事故歴や免許証の色、
そして自動車の年式や安全装置の有無などを細かく設定し、
総合的に見て事故を起こす可能性の高い人と低い人とにランクを付けました。

自動車保険の保険料をまず考える場合、
これらの中から自分に最も当てはまる条件を見つけることによって、
自分のリスクの度合いを知り、より低額な商品を選ぶことができます。

自動車保険のCMに騙されない

最近の自動車保険のCMは、かなり凝った内容のものがあります。
中にはそれが自動車保険のCMだとは思えな物もあります。

実際、その自動車保険自体ではなく、
マスコットキャラクターの方に人気が出て、
その関連商品がはるかに注目された、という場合もあります。

しかし、自動車保険のCMで重要なのは、
誰が出ているか、どんなキャラクターが登場しているかではなく、
どんな保険内容か、です。

特に、CM中で一瞬で消えるような契約条項に
その自動車保険の最も重要な部分があると思っても間違いありません。

確かにマスコットは可愛いし、アイドルに注目が言ってしまうかもしれませんが、
その自動車保険がいったいどういう物か知らないままでは本末転倒です。

もっと問題なのは、その自動車保険をCMのイメージとイコールしてしまう事でしょう。
イメージキャラクターやアイドルがその自動車保険を売っているわけではないのですから、
そう捕らえてしまうと後々大きな問題があります。

ですから、自動車保険のCMを見るときは、
あくまで「そういう保険があるのか」程度の感覚で見る方がいいでしょう。

自動車保険のCMを見ただけで、
まるで契約書まで見たと勘違いするのは、
顧客だけでなく保険会社のためにもならないのです。

自動車保険の史実

自動車保険を含む損害保険の歴史は非常に古く、
一説によると紀元前にまで遡ります。

もともと洋上を航海する船舶を自然災害や海賊による被害から補償するもので、
自動車保険はヨーロッパで自動車が発明された1800年代後期の直後から始まっていたといわれています。

自動車保険が日本で生まれたのは1914年、
自動車の初の輸入が1900年頃といわれますので、
保険の制度が迅速に始まったことが分かります。

そして1955年、自動車損害賠償保障法が成立し、
1年後、自動車保険のうち少なくとも生命又は身体が被害を受けたとき賠償を保障する制度、
自賠責保険の加入が法的に義務付けられました。

自動車保険として、当時の死亡保障額は30万円だったそうです。

自動車保険は戦後復興の日本の歴史と密接に関係し、
保険業界は大きな転換期を迎えます。

自動車保険はそれまで、
国内の保険会社が定められた一律の保険料で運用していましたが、
アメリカとの貿易摩擦が深刻化する中、
外資系保険会社の受入れ要求が強まり、1998年自由化が認められました。

自動車保険の自由化で、最大の変化は保険料の引下げです。

リスク細分化により保険商品の選択は飛躍的に拡大し、
自動車保険はより多様な商品が販売される現在に至ります。

自動車保険見直し

「自動車保険を見直そう」という内容の自動車保険のCMがよく流れているので、
誰でも一度は耳にした事があるでしょう。

今入っている自動車保険について
少しでも不満があるのなら見直してみるのも良いでしょう。

自動車保険を見直す際に、注目すべきポイントを紹介しましょう。
第一のポイントは保険料です。

少しでも自動車保険の保険料を安くしたいと考えているのなら、
代理店経由の自動車保険ではなく、直販型の保険を選ぶと良いでしょう。

直販型の自動車保険は、
代理店にマージンを支払う必要がないため、かなり安くなっています。

また、直販型の自動車保険はほとんどがWEBサイトで見積りや申込ができ、
ネット申込するだけで大幅に割引があります。

その上、一括で数社を見積りするサイトもあり、
希望する条件で最も安い自動車保険の会社を見つける事も容易です。

第二のポイントは、補償内容、サービス内容でしょう。

補償内容が充実している事は、自動車保険で最も重要なことです。

自動車保険の会社のサイトで、しっかりと確認し、
今入っている保険と比較しましょう。

さらに、特約やロードサービスについても充実していれば、
保険会社をのりかえても良いでしょう。

第三のポイントは、事故の際の対応です。
自動車保険は、万が一事故を起こしてしまった場合に困らないためのものです。

速やかに対応をしてくれる会社を選びたいものです。
自動車保険見直しには、口コミ情報が参考になるでしょう。

自動車保険の保険料

自動車保険に加入してれば、必ず保険料を支払っていると思いますが、
その支払っている保険料をどのようにして決めるのでしょうか。

一般的に、自動車保険の保険料は補償金額、補償範囲、等級、契約者の条件、車の使用用途、特約などによって大きく変わります。

自由化になる前は、自動車保険の料率(リスクを数字に換算したもの)はどの保険会社も同じでしたが、自由化になってからは保険会社毎に変わってきています。

自動車保険の保険料でウェイトが高いのは車両保険の部分で、
車両の形式、初度登録年、車両価額による判定と、
形式ごとに決められた1から9までの車両クラスによって決まります。

また、自動車保険の保険料は、
価格や事故率が高い車両は高く価格や事故率が低い車両は安くなっています。

運転者の年齢によっても自動車保険の保険料は違ってきます。
年齢を問わず担保と30歳未満不担保では、
自動車保険の保険料には倍以上の開きが出る可能性があります。

また、最近では任意の自動車保険にリスク細分型自動車保険があり、
契約者の年齢、居住場所、性別、年間走行距離、免許証の色などでリスクを細分化し車所有者の保険料を算出する保険もあります。

たとえば事故の少ない地域に住んでいたり、
免許証がゴールド免許であったり、また、男性と女性とでは、
女性のほうが自動車保険の保険料は安くなっているようです。

自動車保険の不払いとは

2005年に金融庁が富士火災海上保険の保険金不払いを見つけて以来、
多くの他の保険会社においても次々と保険金不払いが発覚しました。

自動車保険の場合でも、
特約部分で多くの不払いが現実に起こっていました。

自動車保険では、多くの通販系保険会社で競争が激化し、
値引きだけでなく様々な特約をつけて競争するようになり、
その特約内容はどんどん複雑化したため、
契約者はもちろん自動車保険の会社の社員ですらきちんと把握できていませんでした。

そして、この自動車保険の不払いが起こってしまったようです。
例えば、特約に入院給付金だけでなく通院給付金ももらえる可能性があるのに、
その案内を保険会社がしなかったという「請求勧奨漏れ」の場合があります。

また、自動車保険で事故の際の保険金は支払われたが、
見舞金や代車費用などの付随する費用も支払われる権利があるのに、
契約者が請求しなかったから支払わなかったという「付随的な保険金の支払い漏れ」という場合もあります。

いずれにしてもこのような保険金不払いは、
自動車保険の会社自体に問題はあるものの、契約者にも問題があります。

自分が自動車保険を契約する際、
補償される範囲をしっかり把握しておく事が大切です。

また、自動車保険の特約の内容についても、事前に確認しておき、
どのような場合には保険金が支払われないのかも十分理解しておきましょう。

自動車保険ランキング上位

自動車保険の人気ランキングは、WEBで調べればすぐに見つかります。

多くのランキングで必ず上位に入ってくる自動車保険の会社が、
ソニー損害保険、三井ダイレクト損害保険、アクサダイレクト損害保険、チューリッヒ保険などです。

それぞれの自動車保険の会社について簡単に紹介しましょう。

ソニー損害保険は、直販の自動車保険で総合ランキング1位になっている事が多く、
一番の特徴は、走行距離に応じて保険料が決まるところです。

特に年間走行距離が1万km未満の人は、
保険料が安くなるためお勧めの自動車保険の会社です。

次に、三井ダイレクト損害保険は、三井物産を親会社とする自動車保険会社です。

保険料はかなり安いと評判で、サポートセンターの対応も好評価です。
ネット上で事故の解決状況などの経過を見られるサービスもあり、安心の自動車保険です。

また、アクサダイレクト損害保険は、リスク細分型自動車保険といって保険契約者の住所、年齢、性別、車種、免許のカラー、車の使用目的などから保険料を算出する方法をとっており、保険料を安く抑えられます。

また、外資系大手の保険会社による保険財務力の格付けはAAAを獲得しています。

最後に、チューリッヒ保険ですが、
こちらも外資系の保険会社で、保険料の算出には細かな規定があり、
走行距離や免許の種類によってかなり安くでき、
ロードサービスでも評価の高い自動車保険の会社です。

まとめ

自動車保険の条件で、もうひとつとても重要な条項は、
言うまでもなく補償の内容であり、対人・対物・搭乗者や自分自身、
車輌などの自賠責保険で補いきれない、補償の額です。

自動車保険を選ぶとき、これらの条件の無数の組み合わせから、
自分にぴったりのものを探すのは非常に困難ですが、
今では各社のデータを集め、自分の条件を入力するとあっという間にそれを見つけてくれるサイトがありますので、そちらを利用するのも良いでしょう。

自動車保険の選び方!損をしないための基礎知識をまとめてみました!

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